ここで日本ダービーを知らないあなたに。競走馬が生まれて2歳の6月になると順次デビューし、1年後の5月末に行われるダービーには、同世代の約7000頭の中から成績の良い馬から18頭が出走できます。この中に入れるだけでも凄い確立なんですよね。同世代3歳馬のまさにナンバーワンを決めるレースなんです。人間で言うと、高校の全国一斉模試でトップを取るようなものと思ってください。
今年の日本ダービーは史上最高のメンバーといわれ、皐月賞を1番人気で勝ったヴィクトワールピサ、前哨戦の青葉賞を圧勝したペルーサが2強といわれています。残念ながらNHKマイルカップをレコードで勝ったダノンシャンティが今日になって出走を回避したとのことで、出走するだけでも大変ということがわかります。他にも皐月賞2着ヒルノダムールやエアグルーヴの仔でプリンシパルSを圧勝したルーラーシップ等々。そんな中でトゥザグローリーは9~10番人気ぐらいかな。若干人気がないような気がしますが、明日は東京競馬場までトゥザグローリーのTシャツを着て応援しに行こうと思います。ちなみに1着賞金は1億5000万円(私に入るのはその400分の1ですが)。とにかく強い馬が揃っているので強気なことはいえませんが、大雨が降って重馬場にでもなればチャンスが出てくるかな。