3歳未勝利
この時期になると、馬主にとって切ない季節になります。そう、3歳未勝利が終わってしまうのです。今年の朝生厩舎は5頭の持ち馬がありましたが、現在2頭で3勝と一息であります。そんな中で、シルクメルヴェイユが未勝利のまま引退となりました。この馬は、シンボリクリスエスの仔でシルクの中でも高額で、期待の高かった馬の1頭でした。再ファンドも無さそうなので、よほど走らないとよんだのでしょう。明後日にはシルクスペリオールが残り少ないチャンスに賭け走ります。この馬も期待していたのですが、結果はいま一つ。それとバイヨン。いつも好走するのですが、ここらで芝の1,600mあたりを、終いを生かした走りでも試して欲しいです。とにかく、この時期の3歳未勝利馬は、まさに生きるか死ぬかの戦いをしているのです。