朝生のひとりごと

地域を応援する私の外食情報と、共同馬主をやっている私の持ち馬の出走情報のブログです。

アメリカ輸入牛肉のせき髄がついていた問題について

今回の、アメリカ輸入牛肉の問題についてであるが、中川農相は、パフォーマンスでも現地視察をやるべきだったと思う。ちょっと油断したかな。ただ今回の問題はもっと違うところにあると思う。まず考えていただきたいのは、2~3年前に日本でBSEの問題が起きたとき、国内産の牛肉がまったくうれなくなって、多くの畜産農家が廃業に追いやられた事。そこで政府は国内産の牛肉に全頭検査をする事により、安全性をアピールして徐々に復活していったのである。そしてアメリカ産の牛肉にもBESが見つかり、輸入禁止としたのである。ここまでは皆が納得するところであろうが、このあともアメリカは全頭検査を拒否し続けて、輸入再開が進まなかった。この時、日本の評論家の間でも全頭やる必要はないという人も多くいた。(日本の畜産農家を守るためという人も、多くいたのも事実だろう。)牛丼屋をはじめ、多くの国民からの要望(圧力)もあって、妥協案として危険部位を取り除く等、一部輸入再開を決めたのだ。輸入再開を決めたときから、こうゆう事が起きることは想像してたので、格段驚きはしなかったが、野党の「視察に行かなかったからだ」という意見は、笑ってしまう。それならアメリカ全土の牛肉加工施設に毎日駐在していなきゃいけないという話にもなるし(1~2施設なら可能だが)、輸入された時点でわかったのだから、ちゃんと日本でも検査されてるということだろう。こんな下らないことに(BSE問題は大切だが、大臣が辞任とかはやりすぎかな)時間を割く暇あったら、もっと他にやることがあるだろう。中川大臣がんばれ。